電子キャンドル・キットの組み立て

ゆらゆら揺らぐ炎 の演出

 LED電灯が普及してから、裸電球のようなノスタルジックな演出をするLEDが市販されるようになりました。ここでは、下記の秋月電子通商製キットを利用して、揺らぐ世界を探検します。

  ブレッドボード電子キャンドルキット

 写真のほかに、単4電池とそのフォルダが付属しています。取り扱い説明書はB4用紙1枚ですが、大変ていねいな記述です。

三つのブロックで構成

 キットの内容は、電源は1.5Vの単三電池を使い、①昇圧回路、②整流回路、③ろーそく回路の三つで構成されています。最初にLEDだけを点灯します。付属している小型のブレッドボードでは大きすぎるので、小さいブレッドボード上で接続しました。

  • 電球のフィラメントのようなり方をするLED GPL/W/A00002/FA/ST(電流最大30mA、順方向電圧Vf=3.1V(17mA時))
  • キャンドルIC CDT3460-02(動作電圧1.8~5V、LED駆動電流35mA)

 「普通 ちょっと強く点滅 弱く 特に強く」などの光り方をします。明るいほど電流が流れます。3Vのときの最大電流は1.28mA、4Vでは7.93mA、5Vでは16.12mAでした。

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昇圧回路を含めて組み立てる

 取り扱い説明書の実態配線図を参考に、組み立てます。たくさん抵抗があるように見えますが、100Ωと1kΩ以外は0Ωです。なので、最初にR1の1kΩとR2の100Ω、マイクロインダクタL1、L2の100uHを挿しこめば、あとは0Ωなので、ブレッドボードの位置だけを気にして挿しこめば効率よく組み立てができます。

 キャンドルIC CDT3460-02 LED GPL/W/A00002/FA/STは単独でも購入できます。