2018年現在、LTspiceはLTspiceXVIIにバージョンアップされています。書籍「電子回路シミュレータ LTspice 入門編」(CQ出版2009年3月)はその前のバージョンのLTspiceIVをもとに解説しています。

 LTspiceIVとLTspiceXVIIの違いは、通常使用するライブラリの格納場所がドキュメント\LTspiceXVIIのフォルダにセットされ、ユーザ定義のライブラリのメインテナンスがアクセス権などのトラブルなく行えるように改善されました。64ビット・サポート、UNICODEへの対応と高性能化され、使い方についてはGUIの追加などで使いやすくなっています。基本操作はLTspiceIVをそのまま踏襲しています。
 そのため、「電子回路シミュレータ LTspice 入門編」の説明は、ライブラリの格納場所以外はそのまま利用できます。
 今回、この書籍の読者から質問がありました。これを機会に、Q&Aのページを用意することにしました。「電子回路シミュレータ LTspice 入門編」や記事の中での疑問点、ご質問をお寄せください。可能な限りお答えする予定ですのでよろしくお願いします。

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