


固定バイアス回路入力信号の大きさ
トランジスタの固定バイアス回路(LTspiceでトランジスタ活用③トランジスタのバイアス回路)に関して、読者の方から次のようなご質問がありました。 ご質問に沿って固定バイアス回路の入出力の関係を調べて
LTspiceでトランジスタ活用⑤ 電流帰還バイアス
今回は、次に示す電流帰還バイアス回路の検討をします。この電流帰還バイアス回路は、電源電圧をR1とR2で分圧してトランジスタのベースに電流を供給します。ベース電流は、ベース電流をhfe倍したコレクタ電流
LTspiceでトランジスタ活用④ 温度の影響
●固定バイアス回路●温度の影響を受けるトランジスタ回路 トランジスタ回路の温度の変化により影響を受ける要素を調べます。まず、トランジスタのベース-エミッタ間の電圧が温度によってどのような影響を受けるか
LTspiceでトランジスタ活用③トランジスタのバイアス回路
トランジスタのアナログ増幅回路を考えるとき、出力の波形にひずみが生じないように、無信号時の出力が電源電圧の中間くらいになるように調整します。そのための調整回路がバイアス回路で、①固定バイアス回路②自己
LTspiceでトランジスタ活用②負荷抵抗を追加し信号の増幅を確認する
前回、DC解析でベース電流に対して電流増幅率を乗じたコレクタ電流が流れることを確認しました。コレクタに抵抗を接続すると、コレクタに流れる電流に応じて抵抗の両端に電圧降下による電圧が生じます。また、コレ
LTspiceでトランジスタ活用①DC解析でトランジスタの特性曲線を得る
最近はトランジスタを単体では、ICからの信号で電力を制御するために電流増幅するなど以外では、利用する機会が少なくなっています。しかし、OPアンプの中では多くのトランジスタが大活躍しています。 それらの
LTspiceでノイズの検討を行う(5)OPアンプのノイズを調べる(3)
前回、次の回路でLT1037の入力換算雑音電圧密度を測定し、1kHz時の値を2.30207nV/√Hzと得られました。 この入力換算雑音電圧密度が、次に示すゲイン1の反転増幅回路ではどのような形で出力
LTspiceでノイズの検討を行う(4)OPアンプのノイズを調べる(2)
前回は、超低ノイズ低ひずみのOPアンプLT1115のノイズを調べました。データシートでは1kHzの入力換算電圧ノイズ密度は1.2nV/√Hz (max)、0.9nV/√Hz (typ)と表示されていま