Simulink Support Package for Raspberry Pi ⑤ I2C VL53L0Xと超音波距離計

 前回利用したToF距離センサVL53L0Xと超音波Ultrasonic Sensorブロックを使います。

 Ultrasonic Sensorブロックの出力は距離を倍精度値(メートル単位)で、オブジェクトがセンサの検出範囲外にある場合、ブロックは 0を出力します。

 VL53L0Xは、1秒弱でデータが更新されます。単位はmmです。

 超音波センサは、3~5秒で出力が出ます。単位はmです。

 単位をそろえるために、Gainモジュールを足し、10000倍にしました。

VL53L0X

 VL53L0Xは、一連のシリーズがある ST MicroelectronicsのToF(Time-of-Flight方式)センサです。

 

  VL6180X VL53L0X VL53L1X VL53L3X
手段 赤外線 レーザー  レーザー レーザー
分解能 20cmでは1mm、60cmでは3mm   -   - 1 mm
最大測定距離 100mm  2m(反射面白色)  4m 3m
インターフェース I2C  I2C(最大400kHz)  I2C(最大1MHz) I2C
動作電圧[V] 2.7~3.0  2.6~3.5  2.8V 2.6~3.5
モジュール動作電圧[V] 2.7~5.5(Pololu) 3.3~5V(秋月電子通商)
2.6~5.5V(Pololu)
 3.3 3.3/5
モジュール PololuAdafruit  秋月電子通商スイッチサイエンスPololuAdafruit  ST Microelectronics

Pololu、
スイッチサイエンス、 ST Microelectronics

ライブラリ Arduino用Pololu、Adafruitあり  Arduino用Pololu、Adafruitあり  NUCLEO用  

超音波Ultrasonic Sensor

 電子工作で距離を測るのに最も使われているのが、超音波距離センサです。丸っこい超音波センサ(マイクとスピーカ)を二つ使うので、ロボットの目のようでとても雰囲気があります。

 製品によって出ている信号が異なります。

  • 信号 Trig、Echo、OUT(写真上。アマゾンで入手)
  • 信号 Trig、Echo
  • 信号 SIG(写真下。Grove - Ultrasonic Ranger V2.0)
  • 電圧 5V専用
  • 電圧 3.3/5V両方可

 ピンの接続は、デフォルトのままです。

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