Simulink Support Package for Raspberry Pi ④ I2C VL53L0XとGPIO

 ラズパイのI2Cバスにつなげて使う距離センサVL53L0Xを使います。最大約2mまでを計測できます。

 参考;SpresenseでLチカから始める (19) Wireライブラリ 距離VL53L0X

    距離を正確に測る その2 レーザーVL53L0X

ブロック

 Simulink Support Package for Raspberry Piのブロックの中から、VL53L0X Time of Flight Sensorブロックを選択します。

  VL53L0XブロックのパラメータはHight speedを選択しました。

 

 ライブラリブラウザの一番上のSimulinkのSinksからDisplayをドラッグします。出力Distanceとつなぎます。表示されるのは、mmの整数値です。

 100mm以上になると、GPIO21(39番)につないだLEDが点灯するようにしました。LEDをつないでいるのはGPIO writeブロックです。

 比較するために、Relational Operatorブロックを用意します。VL53L0Xブロックの出力Distanceと比較する100はConstantブロックです。

 距離計のデータの更新は1秒弱と速くありません。

複数のI2Cデバイス

 前回使った気圧センサLPS22HBはつないだままです。

LPS22HB ラズパイ4 VL53L0X
赤色 3.3V 赤色
黒色 GND 黒色
SCL 5番 SCL
SDA 3番 SDA

 スレーブ・アドレスが異なっているので、問題なく二つのセンサが同時に動作しました。

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