Simulink Support Package for Raspberry Pi ① インストール

 ラズパイを計測などのデータ入力に使うパッケージをインストールします。

●環境

  • matlab home License R2022b update2
  • Simulink Support Package for Raspberry Pi Hardware バージョン22.2.0
  • Windows 10 Pro 22H2 メモリ40Gバイト
  • Raspberry Pi 4 Model B 2MB

インストール

 matlabのメニュー アドオンから、Simulink Raspberryをキーワードで入力して次の画面を出します。

  インストールをクリックします。

 

  パッケージをダウンロードし、インストールが始まります。

 セットアップの最初の画面ではボードを選びます。今回利用するのはラズパイ4です。

 OSの選択は、デフォルトのまま次へをクリックします。

 上のRaspbian OSをDownloadします。

 参照をクリックして、ダウンロード・フォルダにダウンロードしたxxx.zipを選択し、Validateをクリックすると、その下に、確認できたメッセージが出ます。

 hostnameは長いのでpiに変更しました。LANでつないでいるので、ネットワークの設定はデフォルトのままです。

  SDメモリをPCのSDメモリ・スロットに入れます。手持ちの32GBを使いました。

 writeをクリックするとSDメモリに書き込みます。

  書き込みの終わったSDメモリをラズパイ4に挿入します。ラズパイ4の電源を入れます。

  Test Connectionをクリックして、正常にログインできるかを確認します。

 インストールが終わりました。

初めてのsimulink

 matlabのメニューからsimulinkをクリックします。

 空のモデルをクリックします。

 ライブラリブラウザをクリックします。

 下のほうに、インストールしたラズパイのブロックのメニューがあります。

 気圧センサのLP22SHBをI2Cバスにつないでいるので、編集エリアにドロップします。
 LP22SHBは、AdafruitのSTEMMA QTボードの4ピン・コネクタを利用しています。

LPS22HB ラズパイ4
赤色 3.3V
黒色 GND
SCL 5番
SDA 3番

 ライブラリブラウザの一番上のSimulinkのSinksからDisplayを二つドラッグします。

  LPS22HBの二つある出力をDisplayにつなぎます。

 アプリのハードウェアボードで実行をクリックし、ラズパイを選択します。

  LPS22HBブロックをダブルクリックし、I2Cスレーブ・アドレスを今回利用したボードのアドレスに変更します。

 実行します。

 下の窓は、診断の表示です。

 気圧と温度が表示されました。

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