5ドル!ラズパイ・ゼロ(Raspberry pi Zero)でIoT (2) セットアップ準備

ケーブルをつないでセットアップ準備

 Zeroは、信号用にマイクロUSBが一つしかありません。セットアップ時には、キーボード、マウス、ネットワークをつなぐためにOTG(On-The-Go)タイプのハブを用意します。USB2.0用でOKです。OTGは、マイクロUSBの4番ピンがGNDにつながっています。



 カメラを使わなければ、Zero Version1.2 と Version1.3はまったく同じに使えます。

 最新のZero W Version1.1はWi-FiとBluetoothが使えるので、USBハブを利用しない運用ができます。最初は、下記のような接続が安心してセットアップできます。PLANEX のUSB-LAN100RもしくはUSB-LAN1000Rはつなぐだけで、ドライバのインストールは不要です。Zero W Version1.1は無線機能は内蔵されているので、WLI-UC-G301Nは不要です。有線、無線のどちらかのインターフェースが必要です。

PCからのセットアップ

 次の手順で動くようになります。作業用PCはWindows10マシンもしくはMac OS Xマシンを使います。

  •  OSを入れるプログラムをダウンロードする
  •  専用のソフトで、マイクロSDメモリに書き込む
  •  マイクロSDメモリをZeroのスロットにセットする
  •  HDMIディスプレイ、キーボード、マウスをつなぎ、電源用マイクロUSBに電源をつなぐ
  •  Wi-Fiの設定を行う

 次回から、詳しく見ていきます。