温度センサMAX30208の評価用ボードを動かす

 マキシムのMAX30208は、校正なしで、30~+50℃の範囲で±0.1℃ の確度が得られる温度センサです。評価用ボードをMouserから入手しました。

MAX30208のおもなスペック

  • 動作電圧は1.7~3.6V
  • 分解能は16ビットでLSBは0.005℃
  • 測定時の電流67uA
  • 積分時間は15ms
  • インターフェースはI2C(転送速度最大400kHz)
  • I2Cのスレーブ・アドレスは四つ設定できる(工場オプション)
  • データは2の補数形式
  • 上限下限の温度を設定し、アラートを発生できる
  • 32ワードのFIFO

評価用ボードの外観

 評価用ボードはPCのUSBに挿して利用します。温度センサ自体は、約14cmのフレキシブル基板の先端に実装されています。

PCのユーティリティ

 MAX30208EVSYS Evaluation System for the MAX30208からMAX30208 EV Kit Tool というソフトウェアをダウンロードします。ダウンロードしたMAX30208EVKitSetupV100.zip をクリックして解凍し、exeファイルをダブルクリックしてセットアップを実行します。

 付属のmicroUSBケーブルで、評価ボードとPCとつなぎます。

 実行中の画面です。指先でセンサをつまむと素早く温度が上昇します。

 レジスタの状態も読み取れます。