顕微鏡G1200で作業効率アップ②はんだ付け

 各種設定を行うキーの機能です。

光量の調整

 画面が少し明るすぎるので、本体画面右裏にある「LED light」のダイヤルを回して暗めにします。LEDの明るさは大きく変化するのですが、自動光量調整がきいているのか、あまりは暗くはなりません。

画面の撮影

 静止画と動画が保存できます。静止画を撮るとき、ディレイを設定できます。一人で作業しているときには便利ですね。

 静止画と動画の切り替えはモード・キーのDで行います。トグル動作です。静止画はjpg、動画はmov拡張子です。スタートはOKキーを使います。静止画では、OKを押すと設定しておいたディレイのカウントダウンが画面に表示され、0で写真が保存されます。動画はOKでスタートし、もう一度押すとストップです。

 静止画の事例です。マイクロSDメモリは、画面の右裏にスロットがあります。少々、出し入れがやりにくいです。

 ベースの台に対して垂直に立てると、LED照明の反射光が写りこみます。下の写真のように、角度を付けました。

リード付きのICをピッチ変換ボードにはんだ付け

 秋月電子通商などでは、2.54mmピッチより小型なICパッケージ用に、ピッチ変換ボードを各種販売しています。ここでは、ICリード線のピッチが0.17mmのMCP3551を8ピンDIPに変換するボードへのはんだ付けを行います。

 垂直方向は、ダイヤルを回して上限まで上げました。上記の写真は、その状態で画面いっぱいに拡大されます。このICのように大きめの部品では拡大率をもう少し下げたいです。

 最初に、小さな木の台にメンディング・テープを縦方向に細く切って、変換ボードを貼り付けます。

 フラックスを塗ります。

 ICを載せます。ICのリード線の位置を慎重に合わせます。1ピン・マークは必ず確認します。

 メンディング・テープでICを固定します。

 はんだを流します。このピッチだと1本ずつはんだ付けをします。これよりピッチが狭いときは、複数本まとめてはんだを流します。隣とはんだが引っ付くので、吸い取り線をあてて、余分なはんだを吸い取ります。

 洗浄剤できれいにします。

 ICの根元と穴の開いたプリント・パターンの接続をテスタで測ります。隣のピンとショートしていないかも確認します。 


入手情報;

コード:BGJP1200(1/31迄)
適用価格:$59.99