ラズパイにキヤノンの1眼レフ・レンズを取り付ける

 1眼レフ・カメラは、ミラーレス・タイプが販売されると、各社変換アダプタがそれまで以上に市販されるようになりました。マニュアル時代のようなレンズでさえ変換アダプタを利用しても、無限大からの焦点が合うからです。
 業務用にCマウントと呼ばれるレンズがあります。日本の市場では監視カメラや業務用カメラように使われていました。

 ラズパイのカメラは、一度解像度が上がってRaspberry Pi Camera Module V2という型番になりましたが、小型でコンパクトです。ここではラズパイ4に純正のカメラ・モジュールを取り付け、その先にキヤノンのEFレンズを取り付ける様子を説明します。

ラズパイのレンズをはずし、アダプタを取り付ける

 カメラ・モジュールにはねじ込み式のレンズがついています。小型のマイナス・ドライバの先端をひっかけながら回し、最後は強引に引き抜きます。

 ここへ、こちらで入手したCマウントのアダプタを付属のねじで固定します。アダプタは、「Buy Now: Order this adapter online from me here」をクリックし、http://www.truetex.com/order-rpc.htmのページでpaypalで155ドル支払います。発送されると、paypalから連絡がきます。

 取り付けは、http://www.truetex.com/raspberry_pi_c-mount_lens_adapter.jpgを参照してください。Cマウントのレンズは取り付けません。

アマゾンでCマウント-EF変換アダプタを購入

 上記のアダプタはCマウントのねじが切ってあります。筆者はキヤノンのEFマウントのレンズを所有していたので、「K&F Concept レンズマウントアダプター KF-EFC (キヤノンEFマウントレンズ → Cマウント変換)」をアマゾンから入手しました。検索するといろいろみつかったので、中ごろの価格のを購入しました。

 キヤノンの望遠レンズならば、三脚のマウントがレンズについていて、レンズがごろごろしません。標準や広角レンズは手持ちが前提なので、固定金具を入手します。内径65mmの、

  リング式三脚座 - Delaman 三脚座、キヤノン、Canon EF 70-200mm F4 / F4LIS USM、アルミニウム合金

を購入しました。

 暗い室内で撮影した動画です。 raspi-video-1-(convert-video-online.com).mp4をダウンロード

コラム paypalの住所のデフォルトは英語に

 世界中の人がユニコード対応のプリンタをもっているわけではありません。paypalの住所を日本語にしておくと、あて先がjapanだけの郵便物が税務署で眠ることになります。

 問題は、日本paypalで登録すると、「県」が英語にできないことです。郵便番号が印刷されていれば、県がわからなくても届きます。