I2C接続AQMシリーズのキャラクタ表示LCDをArduinoで使う (5) 応用 clear home setCursor

AQM0802/AQM1602/ACM1602NI/SO1602では同じコマンドが使えるか

 連載(1)(4)では、4種類のキャラクタ表示LCD AQM0802/AQM1602/ACM1602NI/SO1602で、同じArduino IDEのライブラリFaBo_213_LCD_mini_AQM0802Aを利用して、表示が出るようになりました。

 AQM0802は1行8文字×2行、ほかの3種類は16文字x2行の表示エリヤをもちますが、コマンドが同じように動くかどうかを確認します。

clear

 機能;画面をクリアし、カーソルを左上の角に移動

 (1)~(4)のテスト時、loop()の最初に使っているので、いずれも正常に動作しています。

AQM0802 AQM1602 ACM1602NI SO1602
 〇  〇  〇  〇

 〇は正常な動作をしている。

home

 機能;カーソルを左上の角に移動

AQM0802 AQM1602 ACM1602NI SO1602
 〇  〇  〇  〇

setCursor(「左端からの桁数」, 「上段は0、下段は1」)

 setCursor(4,0) 上段の左から4文字目

AQM0802 AQM1602 ACM1602NI SO1602
 〇   〇   〇  〇

 

 setCursor(4,1)  下段の左から4文字目

AQM0802 AQM1602 ACM1602NI SO1602
 〇   〇   〇 ×

 AQM0802は上段は1~39行あって、8文字まで表示し、40文字目から折り返して下段先頭から表示をする。

 AQM1602は上段は1~39行あって、16文字まで表示し、40文字目から折り返して下段先頭から表示をする。

 ACM1602NIは上段は1~39行あって、16文字まで表示し、40文字目から折り返して下段先頭から表示をする。

 SO1602は上段は1~31行あって、16文字まで表示し、20文字目から折り返して下段先頭から表示をするが、32文字から下段の先頭から再度表示を始める。