1枚からプリント基板が作れる基板加工機ミッツAutoLabの使い方 <その3>

外形加工線の作成と加工前準備

 ミッツから販売されている基板加工機AutoLabは、コンパクトで手軽に使うことができる基板加工です。専用CAMソフトDesignProを使って設計した基板を切削加工できます。使い慣れたフリーの基板パターン設計ソフトPCBEのデータを使って、基板を加工する方法の説明を続けます。PCBEとDesignPro間はガーバーデータによりやりとりします。

外形設定クリック→



pcb31.png

外形加工線作成の設定

gaikei.grb 基板外形対象の選択→



pcb32.png

完了→ 基板外形加工線が設定されました→



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AutoLabによる基板の切削加工
CAM-Autoへの切り替え

アプリケーション→ CAM-Auto→



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生基板のセット

手操作画面をクリック→



pcb35.png

基板加工機が動いて現在の原点に移動します →



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生基板をマスキング・テープなどを使ってセットします



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加工前準備

加工順位の設定 加工順位リスト 「輪郭加工(裏)・ドリル加工(裏)・外形加工(裏)」の選択→



pcb38.png

基板の表/裏 変更メッセージ
位置合せ→



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手操作画面→ MIddle(ドリル高さ)→



pcb40.png

通常のヘッドの高さです



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Middleの高さに降ろしました→



42_P1040291.jpg

奥・手前・左右のボタンを操作して、配置初期位置を決定します→ HOME→



pcb45.png

 次回も説明を続けます。

竹内浩一