Raspberry Piの設定はGUIで (3) デバッグはThonnyが便利

Pythonのプログラムはprint文でデバッグ

 I2CやSPIをアクセスするプログラムでは、読み出した8ビットのデータが、上位なのか下位なのか、LSBファーストなのか、デバイスによって異なるので、混乱することがあります。

 ずっとprint文で生データ、16ビットに直したデータなどを打ち出して確認をしていました。

Thonnyという開発環境

 ラズパイのZeroだと起動や実行に時間がかかるのですが、Python3用の統合開発環境Thonnyが2017年6月21日リリースから入ってきました。バージョン3用ですが、ほとんどは2.7でも利用できます。

 Thonnyにはノーマル・バージョンと簡易バージョンがあります。簡易バージョンを動かしてみましょう。

 Runすると、下のShsellに実行時の様子が、右のVariablesには変数のデータが表示されます。