周波数特性を手軽に測れるAnalog Discovery (3)
■OPアンプの種類を変えて周波数特性を測る その2
測定条件;電源電圧±15V。入力0.1Vp-p正弦波。負荷680Ω。利得100倍。発振器、測定器:Analog Discovery2。電源:HP 6227B |
10倍の増幅度より100倍のほうが帯域が狭くなります。
(1) NJM4580 GBW=15MHz、SR=5V/us
(2) OPA2134 GBW=8MHz、SR=20V/us
(3) LME49860 GBW=55MHz、SR=20V/us
(4) LME49990 GBW=110MHz、SR=22V/us (2個入りに変換)
(5) NJM2114 GBW=13MHz、SR=15V/us
(6) THS4032 GBW=100MHz、SR=100V/us
(7) AD827 GBW=50MHz、SR=200V/us
(8) OPA2604 GBW=20MHz、SR=25V/us
(9) LM4562 GBW=55MHz、SR=20V/us
バックグラウンド
GBW;OPアンプの性能を示す指標の一つです。利得帯域幅。単位はMHz。
SR;OPアンプの性能を示す指標の一つです。スルーレート。多く場合単位はV/μs。
※利得を決める抵抗の絶対値は、特別な条件を考慮して決めていません。