温度センサTMP117の評価用ボードを動かす
テキサス・インスツルメンツのTMP117は、-20~+50℃ の範囲で±0.1℃ の確度が得られる温度センサです。評価用ボードをMouserから入手しました。
●TMP117のおもなスペック
- 動作電圧 1.8~5.5V
- 分解能 16ビット、LSBは0.0078℃
- 動作温度範囲 -55~150℃
- -20~+50℃ の範囲で±0.1℃ (最大値)
- -40~+100℃ の範囲で±0.2℃ (最大値)
- -55~+150℃ の範囲で±0.3℃ (最大値)
- 消費電流 1Hzの変換サイクルで3.5uA
- インターフェース I2C(1~400kHz)
- 平均化出力が可能
- 温度設定のアラートあり
●デモ・ソフト
TMP117EVMは、温度センサTMP117の機能を確認するためのボードで、Windowsのソフトウェアが用意されています。
http://www.tij.co.jp/tool/jp/TMP117EVM
にあるTMP117EVM-GUI-WINDOWSをダウンロードし、解凍し、TMP117EVM_GUI-1.1.2.setup-win_6.1.0.exeを実行します。インストールの途中、ライセンスを読んで同意するところで、同意するためのチェック・ボックスもしくはボタンが出てきません。
もう一つ用意されているソフトTMP117EVM-GUI-LIVEを起動します。
二つ見つけてきました。新しそうなVertion1.2.1をクリックします。
Step1のInstallでchromeブラウザの拡張機能をインストールします。
Step2でTI クラウドへの接続Agentをインストールします。
Finishをクリックします。評価ボードをPCのUSBポートに挿しこみ、Connectのボタンをクリックします。
メニューのEVM Setup情報です。
メニューのSensor Configurationです。プログラムの作成時に役立ちます。
測定データの表示Plotです。測定間隔、平均化のデータ量などを変更できます。
(※)同じような確度をもつ温度センサがあります。
「温度センサTMP116の評価用ボードを動かす」「SpresenseでLチカから始める (16) Wireライブラリ 温度TMP116」