TB6605FTG Brushless Motor Kit for Arduinoをラズパイで利用する(6)

 前回、モータの回転数をホール素子の出力から算出しました。PWM信号は実験用の発振器(FG-350)を利用していましたが、おおきくてかさばります。ここでは、発振器を導入します。

入手した発振器

 アマゾンで、1Hz~150kHz、ヂューティ比0~100%が可変できる発振器、

  GAOHOU PWM調整可能モジュール信号発生器パルス周波数デューティサイクルLCDディスプレイ

を入手しました。Up/Downのスイッチと、バックライト付きLCDの構成です。

 動作電圧は3.3~30V、出力PWMの電圧は約5Vです。

動作

 電源をつなぐと上記の表示になりました。オシロスコープで出力を見ると、表示通りの波形が出ています。

 周波数のUpスイッチをクリックして10kHzにしました。

 ディーティ比を80%にしました。

 正常に動作しているのが確認できました。

PWM出力をモータ・ボードの4ピンPWM_IN信号につなぐ

 発振器の出力PWMを、今まで実験用発振器の出力をつないでいたモータ・ボードの4ピン(PWM_IN信号)につなぎ替えました。問題なく回転しました。デューティ比を変更して回転数が変わることを確認しました。