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I2CインターフェースLCDモジュール用のライブラリを作る(8)追補AQM1602Y-NLM-FBW

 ■コンパクトな1行16文字×2行のキャラクタ表示LCD

 2017年9月28日に、二つのモデルが出ていました。バックが黒か青色かの違いで、文字は白色です。

  LCDモジュール 16x2行 白色バックライト付 白文字 黒背景 AQM1602Y-NLW-FBW

  LCDモジュール 16x2行 白色バックライト付 白文字 青背景 AQM1602Y-NLW-BBW

 外形はAQM0802(1行8文字)より50%ほど長く、AQM1602(1行16文字)より60%程度とコンパクトです。リード線のピッチは2.54mmなので、ピッチ変換をせずにブレッドボードに挿しこめます。

Arduinoとの接続

 5Vでも利用できるLCDなので、5V動作のArduino UNOと接続しました。LCDの拡張命令Power/ICON control/Contrast set で、Bon=1(5V時) Bon=0(3.3V時)を変更すると、3.3VのArduinoでも動きます。ここで作成しているライブラリはその違いに対応しています。

 下記の接続では、バックライトLEDの電源直列に入る抵抗を1kΩ(電流約1.7mA)ではさほど明るくないので、100Ω(約17mA)ぐらいのほうが明るいです(最大30mA)。SDAとSCLのプルアップ抵抗は省略していますが、本来、10kΩぐらいで5Vへプルアップします。

 LCDパネルのリード線は本体と直角に出ていますが、パネル面と平行になるように曲げて使っています。

テスト・スケッチ

 前回までのライブラリを導入します。同時にダウンロードしたスケッチを貼り付けて動かします。

 実行中です。


 LCDのバックライトのアノードを22Ωの抵抗経由で3.3Vへ配線している状態です。

Arduino I2CインターフェースLCDモジュール用のライブラリを作る

(1) ライブラリの構成

(2) 基本形を作成

(3) ライブラリ化(2)

(4) ライブラリ化(3)

(5) ライブラリ化(4)

(6) 機能の動作確認

(7) ライブラリ完成

(8) 追補AQM1602Y-NLM-FBW