Linduinoで計測 (1) 準備

 Linduinoは、Arduino UNOと互換のあるアナログ・デバイセズ(リニアテクノロジー)のマイコン・ボードです。USBインターフェースは絶縁されています。アナログ・デバイセズの評価ボードを接続して、デモ・プログラムが動きます。

Linduinoのおもなスペック

 回路図です。

  • USBがアイソレート
  • デモ・ボードとの接続コネクタ

 これらを除けば、Arduino UNOと同じに使えそうです。

準備

 Arduino IDEは執筆時最新の1.8.10を利用します。Linduinoを入手した当時、特定なバージョン1.0.4を使うようにという指示がありました。

 Linduinoのページに行きます。

  https://www.analog.com/en/design-center/evaluation-hardware-and-software/linduino.html

 下のほうに、FAQがあり、「Where can I get the LTSketchbook?」の答え、Download LTSketchbookのリンクをクリックして、zipファイルをダウンロードします。

 そのままライブラリにインストールはできないので、一度解凍します。librariesを開きます。

 librariesの中身を全部選択します。

 PCのドキュメントのArduino - librariesへドロップします。解凍とコピーが行われます。

接続

  LTC2498の評価ボードDC1101Aをリボン・ケーブルで接続します。このQuikEvalと呼ばれるポートでは、SPIとI2Cの信号がつながります。SPIのCSは14番です。

 LTC2498のWebページ

  https://www.analog.com/jp/products/ltc2498.html#product-documentation

 LTC2498 - DC1011A.ino Fileをダウンロードし、Arduino IDEの新規ファイルを作って貼り込みます。コンパイル、書き込みをします。ボードはArduino/Genuino UNOを選びます。

 ここでは、PC用QuikEvalと呼ばれるGUIのプログラムは動かしません。Arduinoのスケッチの利用がメインです。

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