Linduinoで計測 (1) 準備
Linduinoは、Arduino UNOと互換のあるアナログ・デバイセズ(リニアテクノロジー)のマイコン・ボードです。USBインターフェースは絶縁されています。アナログ・デバイセズの評価ボードを接続して、デモ・プログラムが動きます。
●Linduinoのおもなスペック
回路図です。
- USBがアイソレート
- デモ・ボードとの接続コネクタ
これらを除けば、Arduino UNOと同じに使えそうです。
●準備
Arduino IDEは執筆時最新の1.8.10を利用します。Linduinoを入手した当時、特定なバージョン1.0.4を使うようにという指示がありました。
Linduinoのページに行きます。
https://www.analog.com/en/design-center/evaluation-hardware-and-software/linduino.html
下のほうに、FAQがあり、「Where can I get the LTSketchbook?」の答え、Download LTSketchbookのリンクをクリックして、zipファイルをダウンロードします。
そのままライブラリにインストールはできないので、一度解凍します。librariesを開きます。
librariesの中身を全部選択します。
PCのドキュメントのArduino - librariesへドロップします。解凍とコピーが行われます。
●接続
LTC2498の評価ボードDC1101Aをリボン・ケーブルで接続します。このQuikEvalと呼ばれるポートでは、SPIとI2Cの信号がつながります。SPIのCSは14番です。
LTC2498のWebページ
https://www.analog.com/jp/products/ltc2498.html#product-documentation
LTC2498 - DC1011A.ino Fileをダウンロードし、Arduino IDEの新規ファイルを作って貼り込みます。コンパイル、書き込みをします。ボードはArduino/Genuino UNOを選びます。
ここでは、PC用QuikEvalと呼ばれるGUIのプログラムは動かしません。Arduinoのスケッチの利用がメインです。