Arduino夏休み<架空>ワークショップ②「温度計を作る」 3回で読み切りの2回目 Arduino IDEの準備

 プログラムを作る開発ツールのArduino IDEの準備をします。現在のバージョンは1.8.15です。

 https://www.arduino.cc/へ行きます。メニューの SOFTWAREをクリックします。

 OSに合わせてダウンロードします。Windows用は3種類ありますが、どれでもかまいません。

 次の画面が出ますが、JUST DOWNLOADをクリックするとこの画面をスキップできます。もちろん、寄付をしてもよいです。

 ダウンロードしたファイルをもとに、インストールします。

Arduino IDEを立ち上げる

 インストールしたら、起動します。文字の大きさなどを利用者に合わせて設定する前に、二つの設定が必要です。

  • 利用するマイコン・ボード
  • 通信するシリアル・ポート

 最初にArduino UNOボードを選択します。

 メニューのツールから、ボード:xxxを選択すると、右にボードマネージャが出ます。本当の初期状態なら、画面右端のようにArduino xxxがずらっと見えるので、Arduino UNOを選びます。

 このPCにはESP32というボードをインストールしてあるので、ボードマネージャの下に Arduino AVR BoardsとESP32 Arduinoの二つのメニューが見えていますが、いろいろなボードを追加していくと、ここの部分はもっと複雑な階層構造になっていきます。

 ボードを選択したら、同じソースやライブラリでも、マイコンに合わせたコンパイラが起動するようになります。

 つぎに、Arduino UNOボードをUSBケーブルでPCとつなぎます。

 メニューのツールから、シリアルポートを選び、ここではCOM5を選択します。PCによってCOMxは異なります。つないでいるのはUSBケーブルですが、コンパイルのすんだ実行プログラムはこのCOMポートを通してアップロードされ、マイコンに書き込まれ、リセットがかかり、実行されます。

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