Arduino Nano R4の活用 ④ スイッチ入力

 Arduino Nano R4をソルダーレス・ブレッドボードにさし、外付けのLEDの点滅の実験をしました。

  Arduino Nano R4の活用 ② 基本!LEDを点滅

 この外付けLEDを、スイッチを押したときにだけ点灯させます。

環境

  • Arduino IDE;2.3.5
  • Windows11;24H2
  • Arduino Nano R4 1.5.1 PCはマザーボードのUSBポートから直接つなぐ。

使用するパーツ

配線

 スイッチを追加します。

 青色LEDはA7端子につながっています。スイッチはD2端子につなぎました。スイッチをD2端子に直接つないでいますが、できたら、R1に100Ω程度を直列に入れておいたほうが安全かもしれません。100Ωはなくても動作に影響はありません。

 ここではプッシュ・スイッチを使いました。簡単に済ますには、両方がオスのジャンパ・ピンを使う方法もあります。要は、D2とGNDをショーとすればいいわけです。

スケッチ

 setup()では、A7を出力に、D2を入力にします。

 loop()内では、ずっとD2の状態を読み込んでいて、LOWになったらLEDを0.05秒点灯させ、消灯します。

void setup() {
  Serial.begin(9600);
  delay(1000);
  Serial.println("start"); 
  pinMode(D2, INPUT_PULLUP);
  pinMode(A7, OUTPUT);
  digitalWrite(A7, LOW);
}

void loop() {
  digitalWrite(A7, LOW);
  int buttonState = digitalRead(D2);
  Serial.println(buttonState);
  if (!buttonState) {
     digitalWrite(A7, HIGH);
     delay(30);
     digitalWrite(A7, LOW);
  }
  delay(50);
}

 スケッチの内容は次回説明します。

前へ

Arduino Nano R4の活用 ③ LEDを点滅するスケッチ スケッチの説明<第1回>