Raspberry Piでコマンドをゆっくりマスタしよう (8) ifconfig ip iw
■ifconfig 私のIPアドレスは
Raspberry Pi本体だけのときは、有線LANはeth0という名称がインターフェース名です。LANケーブルをハブにつなぐと、DHCPサーバからIPアドレスがふられます。ZeroやA+のモデルには、有線LANはありません。
ifconfig |
LANのインターフェースは追加できます。有線LANアダプタであるPLANEXのUSB-LAN1000Rをつなぎます。USB3.0ですが、問題なくつながります。USB2.0用のUSB-LAN100Rでも同じくつながります。
インターフェース名はeth1になりました。USB-LAN1000RはRaspberry Piについているeth0より倍以上の転送速度が出ます。
Wi-FiドングルのBUFFALO WLI-UC-G301Nをつないでパスワード入れると、wlan0というインターフェース名になります。WLI-UC-G301Nは横幅が広いので、USBの隣とぶつかります。短い延長ケーブルを使っています。
●ipコマンドでもipアドレスがわかる
ifconfigが使えないVolumioディストリビューションの場合は、ipコマンドで代用します。
●ゲートウェイ・アドレスが知りたいときにはnetstat
netstat -rn |
ルーティング・テーブルを数値で表示する引数をつけています。routeコマンドで同様の情報が出ます。
●Wi-Fiの情報はiwコマンドで
物理的にWi-Fiドングルがつながっているかは、lsusbコマンドで知ります。
Wi-Fiドングルから親機が見えるかは、iwコマンドで知ります。
sudo iw dev wlan0 scan |
パスワードを入れてつながった後は、リンクの状態などもiwコマンドで得られます。