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Raspberry Piでコマンドをゆっくりマスタしよう (6) scrot

scrot 画面キャプチャ

 コマンドライン用スクリーン・キャプチャです。

scrot -v

 2016年3月時点ではバージョン0.8でした。

scrot

 全画面をキャプチャしたjpegファイルが、ホーム・ディレクトリに保存されます。

時間差キャプチャ

 オン・マウスで表示される画面などは、時間差でキャプチャします。3秒後に画面をキャプチャする例です。下記のコマンドを打ってリターンを押した後、マウスをメニューバーのPCアイコン上に持っていき、ネットワークの情報を表示しました。マウス自体はキャプチャされていません。

scrot -d3

scrot01.png

sleep 3;scrot

scrot02.png

キャプチャした画面全体;

2016-03-05-092447_1824x984_scrot.png

バックグラウンド

複数のPCで画面キャプチャ・データを共有;Dropboxを使っていると、Macの画面キャプチャは、command + shift + 3 で全画面がDropboxのスクリーンショット・フォルダに保存されます。その結果、ほかのPCでも数秒後にその画面キャプチャを見れます。

 Raspberry PiのWebブラウザでDropboxにログインし、アップロードを選ぶとキャプチャした画像などを別のPCと同期をとれます。

連載メニュー Raspberry Piでシェル・コマンドをゆっくりマスタしよう

(1) pwd いま、私はどこにいるの?

(2) df あといくつ空いている?

(3) cd ディレクトリ間をうろうろする

(4) cat ファイルの内容を表示

(5) top ps kill プロセスの表示、削除

(6) scrot  画面キャプチャ

(7) CPUの温度

(8) ifconfig ip iw 私のIPアドレス

(9) apt-getで日本語化

(10) ls dir lsusb ディレクトリ情報、USB機器の接続状況

(11) nano テキスト・エディタ

(12) GPIOポートをアクセスするgpio コマンド

(13) ping IPアドレス