CO2センサを使う⑦AdafruitのSCD-30ボードをESP32につなぐ
ESP32ボード(Wemos LOLIN32)をBLEのペリフェラルにする実験をします。利用するライブラリESP32 BLE for Arduinoでは、ペリフェラルはサーバ、セントラルはクライアントと呼んでいます。
●ESP32 BLE for Arduinoのインストール
ESP32でArduino IDEを利用する方法は、こちらを参照してください。BLEは、ライブラリ管理から、「ble ESP32」の検索で見つかったESP32 BLE for Arduinoをインストールします。
ESP32のシステム導入したのち、最新の状態になっているとBLEのライブラリが含まれている場合があります。サンプルの中にすでにESP32 BLE Arduinoが見えている場合は、この作業は不要です。
ここでは、ESP32ボードにSCD30をつなぎ、動作を確認します。
●環境
- ESP32ボード(Wemos LOLIN32)
- Arduino IDE 1.8.15
- Windows10 21H1
●接続
I2Cインターフェースでつなぎます。
ESP32ボード | SCD-30ボードのSTEMMA QTコネクタ |
---|---|
+3V3 | 赤色 |
GND | 黒色 |
21(SDA) | 白色(黄色) |
22(SCL) | 緑色 |
●スケッチ
adafruitのscd30ライブラリをインストールしたら、同時に入っているサンプルの adafruit_scd30_testを読み込んで動かします。
●OLEDディスプレイをつなぐ
I2CインターフェースのOLEDディスプレイをつなぎます。
ESP32ボード | SCD-30ボードのSTEMMA QTコネクタ | OLEDディスプレイ |
---|---|---|
+3V3 | 赤色 | Vcc |
GND | 黒色 | GND |
21(SDA) | 白色(黄色) | SDA |
22(SCL) | 緑色 | SCL |
スケッチは、サンプルのoled_co2_monitor を読み込んで実行します。