


CR回路の位相のずれを利用して発振回路を作る(1) -3dBの減衰
■CR回路の周波数特性、位相の推移を調べる 次に示すC-R回路は交流信号を加えると、所定の周波数からオクターブ当たり6dBの比率で減衰するハイカット・フィルタとなります。また位相が90度ずれます。 減
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(10)電流源の利用
■電流源でベース電流を制御する トランジスタは、ベース電流の大小でコレクタ電流を制御します。実際の回路では、ベースに直列に接続した抵抗に電圧を加えて電圧を電流に変換して制御しています。 ●電流源 LT
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(9)定電流回路
■LEDを定電流で駆動する 今回はトランジスタを利用して、LEDを定電流で駆動する回路を検討します。 ●この回路の定電流となる仕組み Q1のコレクタ-エミッタ間に電流が流れていない場合、Q2のベースは
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(8).measコマンドでDC解析
■ .measコマンドでDC解析 今までシミュレーションを行ってきた回路で、電源電圧を変えたときのトランジスタの動作点がどのように変わるか検討します。今回は、直流電圧源の電圧をスイープするDC swe
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(7).measコマンドでAC解析
■ .measコマンドでAC解析の測定 交流信号の場合は、波形の電圧と位相を測定することができます。前回の過渡解析を行った回路でAC解析を行います。 AC解析は、回路図の画面を選択しているときのメニュ
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(6).measコマンドで測定
■ .measコマンド(2) 今回は、前回に引き続きシミュレーション結果を .measコマンドで測定します。今回は、直流分が重畳しているトランジスタのコレクタ出力OUT0を、コンデンサC2で直流分をカ
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(5).measコマンド
■実際のトランジスタで確認 ●エミッタ接地トランジスタ増幅回路 前回まで、デフォルトのトランジスタでシミュレーションを行ってきました。今回から実際の回路での確認ができるように、2017年3月現在秋月電
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(4)エミッタ接地
■エミッタ接地トランジスタ増幅回路 今回からは、一般的なトランジスタの増幅回路を例にLTspiceXVIIで動作を確認します。 最初に、次に示すエミッタ接地のトランジスタの増幅回路について検討します。
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(3)2N4401
■実際のトランジスタで動作を確認する 実際のトランジスタを利用してトランジスタの動作の確認をしていきます。10kΩのボリュームでトランジスタのベースに電流を供給します。ベースには直列に10kΩの抵抗が
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(2)実トランジスタ
■実際のトランジスタで動作を確認する 前回LTspiceの用意したNPNトランジスタでシミュレーションして、ベース電流とコレクタ電流、ベース電圧とベース電流の関係を調べて、次の結果を得ました。 ベース