


LTspiceのMC関数で部品のばらつきの影響を調べる(3)抵抗値のばらつきをどのように決めるか
前回は、R1、R2の増幅度を決める抵抗のばらつきを、mc()関数を用いて表示値の±5%の範囲内に一様分布になるようにシミュレーションしました。 その結果、次に示すように出力のV(out)の分布は1Vを
LTspiceのMC関数で部品のばらつきの影響を調べる(1)mc(x,y)関数、gauss(x)関数のばらつきの状態を調べる
MC関数はモンテカルロ関数とも呼ばれ、LTspiceでMC関数を用いて抵抗や容量などの素子の特性値のばらつきの影響を調べる方法をモンテカルロ解析などと呼んでいます。しかし、ここでのモンテカルロ解析はノ
初心者のためのLTspice入門 ウィーン・ブリッジ発振回路のOPアンプ、フィルタの役割 (4) ウィーン・ブリッジ発振回路を単一電源で動作させる
OPアンプをプラス電源だけで動かすことができると、実験も容易になります。プラス・マイナスの直流域までのデータを扱う場合は、正負二つの電源が必要です。しかし、交流信号だけを扱う場合は単電源でも動きます。
初心者のためのLTspice入門 ウィーン・ブリッジ発振回路のOPアンプ、フィルタの役割(2)ウィーン・ブリッジ回路各様の特性を.measコマンドで測定
シミュレーション結果は、グラフから読み取る方法のほかに、.measureコマンドが利用できます。 ●バンドパス・フィルタ回路のピーク値(MAX)を読み取る 前回のウィーン・ブリッジ回路の周波数選択回路
初心者のためのLTspice入門 スイッチング電源ICのシミュレーション(2)LTC1144(2)
この電圧コンバータはプラスの電源からマイナスの電源を得られますが、安定化回路は組み込まれていません。そのため、負荷の大きさに応じて出力電圧が変化します。この確認のために、次の回路の負荷抵抗Rloadの
初心者のためのLTspice入門 LCRを用いた回路の検討(3)インダクタ(コイル)のふるまい
今回は、LCRのLのインダクタを対象に、次の回路でその特性を調べてみます。ピーク値が±1Vで1Hzから1GHzまでの正弦波をインダクタL1に加えます。そのときのL1に流れる電流の値をAC解析で調べます
初心者のためのLTspice入門 LTspiceXVIIはUNICODEに対応して日本語表示もできる(2) 日本語表示をいろいろ試す
前回、UNICODEに対応したLTspiceXVIIでコメントや、パラメータで指定した変数名にも日本語表記ができることを確認しました。 今回はド、ミ、ソの和音の波形の波高値を測定してみます。ドミソの各
初心者のためのLTspice入門 オームの法則を確認する(4)電流源currentで過渡解析
■電流源を利用する 前回までは、電圧(E)、電流(I)と抵抗の抵抗値(R)との関係を調べるために、voltageの電圧源V1を利用し、DC Sweep解析で電圧を変化させてシミュレーションを行いました
初心者のためのLTspice入門 オームの法則を確認する(3).step .praramコマンド
■ .stepコマンド、.paramコマンド 前回、電圧(E)、電流(I)と抵抗の抵抗値(R)との間には次のような関係があり、電圧を変化させると電圧(E)/電流(I)の値が一定になることを確認しました
初心者のためのLTspice入門 オームの法則を確認する(2).measコマンド
■抵抗に流れる電流と電圧の関係 前回、5kΩの抵抗に0Vから10V電圧を加えて、抵抗に流れる電流の大きさをシミュレーションして、次に示す結果を得ました。 グラフから読み取った電圧と電流の値は、次のよう
CR回路の位相のずれを利用して発振回路を作る(2) 3段接続で位相を270°ずらす
■3段接続で270°の位相のずれ CRによるハイカット・フィルタを3段接続したCR回路の位相が270°ずれることを確認します。 この回路のAC解析の結果は次のようになります。位相は数kHz以上の周波数
CR回路の位相のずれを利用して発振回路を作る(1) -3dBの減衰
■CR回路の周波数特性、位相の推移を調べる 次に示すC-R回路は交流信号を加えると、所定の周波数からオクターブ当たり6dBの比率で減衰するハイカット・フィルタとなります。また位相が90度ずれます。 減
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(8).measコマンドでDC解析
■ .measコマンドでDC解析 今までシミュレーションを行ってきた回路で、電源電圧を変えたときのトランジスタの動作点がどのように変わるか検討します。今回は、直流電圧源の電圧をスイープするDC swe
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(7).measコマンドでAC解析
■ .measコマンドでAC解析の測定 交流信号の場合は、波形の電圧と位相を測定することができます。前回の過渡解析を行った回路でAC解析を行います。 AC解析は、回路図の画面を選択しているときのメニュ
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(6).measコマンドで測定
■ .measコマンド(2) 今回は、前回に引き続きシミュレーション結果を .measコマンドで測定します。今回は、直流分が重畳しているトランジスタのコレクタ出力OUT0を、コンデンサC2で直流分をカ
トランジスタの働きをLTspiceで調べる(5).measコマンド
■実際のトランジスタで確認 ●エミッタ接地トランジスタ増幅回路 前回まで、デフォルトのトランジスタでシミュレーションを行ってきました。今回から実際の回路での確認ができるように、2017年3月現在秋月電