_シミュレーションと実測 記事一覧

初心者のためのLTspice入門 OPアンプを利用したフィルタ回路のシミュレーションと実測(10)低域の周波数特性の改善

単電源のOPアンプの増幅回路は、直流を分離するためのC1、C2、C3が存在するために、このコンデンサの容量が小さいと低域のインピーダンスが増加し全体の増幅率の低下を招きます。低域のインピーダンスの増加

初心者のためのLTspice入門 OPアンプを利用したフィルタ回路のシミュレーションと実測(9)LTspiceのシミュレーション結果をADALM2000でトレース

OPアンプの入力IN2の周波数特性を調べます。C1とR3、R4とで構成されたローカット・フィルタとなっています。シミュレーション結果は次のようになります。 グラフの縦軸がdB表示なので、リニア表示に変

初心者のためのLTspice入門 OPアンプを利用したフィルタ回路のシミュレーションと実測(8)単一電源でAC信号を大きく振幅させる

AC信号は、プラス側だけでなくマイナス側の振幅もあります。前回は入力信号の振幅がすべてプラス電圧の範囲で振れるように直流の電圧を加えて入力信号としています。今回は、電源電圧の真ん中の電圧を仮想グラウン

初心者のためのLTspice入門 OPアンプを利用したフィルタ回路のシミュレーションと実測(6)非反転増幅器のシミュレーション結果とScopyによる実測値とを比較する

今回は、過渡解析のシミュレーションの結果とADALM2000による実測値と比べます。 入力信号のV3はVampを0.2V、周波数を1kHzの正弦波と設定します。入力信号、出力信号のピーク to ピーク

初心者のためのLTspice入門 OPアンプを利用したフィルタ回路のシミュレーションと実測(5)シミュレーション結果とScopyによる実測値とを比較する

手元に型番がLT1006のOPアンプがあります。このOPアンプは、2019年2月現在秋月電子通商(@240円)で入手できます。ピン配置図を次に示します。オフセットなどの端子は省略しています。 単電源で

初心者のためのLTspice入門 OPアンプを利用したフィルタ回路のシミュレーションと実測(4) ムラタ製作所のセラミック・コンデンサのLTspice用のデータを利用する

2016年7月に、次のページでムラタの積層セラミック・コンデンサのLTspice用のデータをダウンロードし、ダイナミック・モデルでは印加電圧や温度の影響もシミュレーションしました。 https://w

初心者のためのLTspice入門 OPアンプを利用したフィルタ回路のシミュレーションと実測(3) コンデンサにはインダクタンス成分もある

次のCRの周波特性を、LTspiceシミュレーションしました。次に示すように、30MHzまで一様に出力は減衰しコンデンサのインピーダンスが減少していることを示しています。 コンデンサは秋月電子通商で購

初心者のためのLTspice入門 OPアンプを利用したフィルタ回路のシミュレーションと実測(1) 実測値を測定するための準備

今回のシリーズでは、OPアンプの増幅回路、フィルタ回路を、 LTspice のシミュレーションの結果 実際のテスト回路で再現される様子 の2通りで確認します。OPアンプはアナログデバイセズ社の製品で、