


LTspice シミュレーション クイック・スタート(2)
■AC解析でアンプの安定性を確認 今回は、前回確認したLT1115のOPアンプの非反転増幅回路の過渡解析に続いてAC解析を行い周波数特性と位相特性を調べてみます。 ●AC解析のコマンドを設定する 上記
LTspice シミュレーション クイック・スタート(1)
今回から数回に分けて、調べたい回路図をLTspiceの回路図画面に書き込みシミュレーションに必要な設定を行い、実際にシミュレーションを行い、シミュレーション結果を確認します。 ●基本となる手順(1)
LTspice XVIIにアナログ・デバイセズのOPアンプのデータも組み込まれました
2016年アナログ・デバイセズとリニアテクノロジーの統合が発表され、LTspiceにもアナログ・デバイセズの製品のSPICEデータが組み込まれることが期待されていました。 2017/5/1にアナログ・
LTspiceでボリュームを作る(5)OPアンプの入力インピーダンス
■つながる回路の影響 次のボリュームのLTspiceXVIIのモデルでは、ボリュームの抵抗値を変えるときは三か所の値を変更する必要があります。シミュレーションのストップ時間を変更したときも、二か所の値
LTspiceでボリュームを作る(4)つながる回路の影響
■実際の回路でのボリュームの挙動 実際の回路でボリュームを利用する回路では、「ボリュームの出力」が次に続く回路の「入力インピーダンスの影響」を受けることが想定されます。今回は、LTspice XVII
LTspiceでOPアンプの特性を調べてみる(5)コンデンサの役割 その2
■コンデンサの使い分けと周波数特性 コンデンサは手元に並べるだけで次に示すように多くの種類があります。左から電解コンデンサ、フィルム・コンデンサ、メタライズド・フィルム・コンデンサ、積層セラミック・コ
LTspiceでOPアンプの特性を調べてみる(4)コンデンサの役割 その1
■プラス電源のみで動作する増幅回路のコンデンサの役割 ●入力コンデンサC1 前回、発振を確認したのは次に示す回路で、プラス電源だけで動作させています。そのため、OPアンプのプラス入力端子に10kΩの抵
LTspiceでOPアンプの特性を調べてみる(3)プラス電源のみで動作
■OPアンプをプラス電源のみで動作させる 次に示す8ピンDIPのLT1115の実デバイスでシミュレーションの結果と比べます。テストを行うにあたって、利用できる適当なプラス/マイナスの電源がないのでプラ
LTspiceでOPアンプの特性を調べてみる(2)LT1115の反転増幅器
■シミューションでもOPアンプの発振状態を確認できる 今回は、リニアテクノロジー社のオーディオ用のOPアンプLT1115を利用して、OPアンプが発振する様子をシミュレートします。 ●LT1115の反転