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リモート・アクセス①IPアドレス

 IPv4だけを取り上げます。

 使用環境
  • Raspberry Pi Raspberry Pi 4 Model B 2MB
  • OS Raspberry Pi OS(32ビット)5.4.72

現在のIPアドレスを知る-ターミナル

  • 一番簡単 hostname -I
  • 新しい ip addr
  • 古い ifconfig

現在のIPアドレスを知る-GUI

 画面の右上矢印の上にマウスをもっていく(クリックはしない)

 すると、IPアドレスの表示がでる。

 固定アドレスにしたいとき、矢印の上で右ボタンをクリック。出てきたパネルの一番上「Wireless & Wired Network Settings」をクリック、

 下記のパネルが出るので、下記の手順で設定できる。

  • Configure: eth0を選択
  • Automatically configure empty optionsのチェックを外す
  • IPv4 Address:にDHCPサーバが振らないIPアドレスを入れる
  • Router:とDNS Servers:にルータ(ゲートウェイ)のIPアドレスを入れる
  • Applyをクリック後rebootする。再起動後に有効になる

hostnameを知る

  • hostname
  • cat /etc/hosts

マルチキャストDNS

 最初はAppleのBonjour、LinuxのAvahi、Windows10の途中からmDNSのプロトコルによってマルチキャストDNSがサポートされました。

 Windows10(1909)でコマンドプロンプトを立ち上げます。192.168.111.59はラズパイのIPアドレスです。

C:\Users\ユーザ名>ping -4 raspberrypi.local

raspberrypi.local [192.168.111.59]に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.111.59 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.111.59 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.111.59 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64
192.168.111.59 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=64

192.168.111.59 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 0ms、最大 = 0ms、平均 = 0ms

 いずれもhostnameが「raspberrypi」のラズパイが3台、Windows10が1台ネットワーク上に存在しているとします。次のように名前が付けられます。

ホスト名 IPアドレス 名前
raspberrypi 192.168.111.59 raspberrypi.local
raspberrypi 192.168.111.51 raspberrypi-2.local
raspberrypi 192.168.111.60 raspberrypi-3.local
y-win 192.168.111.113 y-win.local

 MACアドレスが知りたかったら、arp(Windowsではarp -a)で、過去アクセスできたところの情報が見れます。

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