前回、ループ・ゲインの測定ができるようになりました。OPアンプを使った反転増幅回路を利用して位相の変化に着目して実験します。 回路は前回接続したのと同じで、汎用OPアンプNJM4580DDを使います。
アナログ・デバイセズのアナログ・ダイアログ記事の中に「ADALM2000:ループ・ゲインの測定」があります。内容に従って実験をします。 ループ・ゲインは、OPアンプの反転増幅回路で測ります。 測定は、
今までの実験で使ってきたトランジスタ2SC1815L-GRと2SC3422-Yをダーリントン接続、2SA1015L-GRと2SA1359-Yをダーリントン接続して実験します。ダーリントン接続すると、h
2SC1815L-GR/2SA1015L-GRの組み合わせで電流ブースト回路の実験をしました。OPアンプ単体だとピークで約70mA、トランジスタの電流ブースタをつけてもピーク電流は110mAでした。こ
前回、 増幅度を上げると、コレクタ電流は増える 負荷抵抗を下げるとコレクタ電流は増える という傾向がシミュレーションで確認できました。ここでは、コレクタ電流と温度を測りながら100倍の増幅器を目指しま
「ひずみの小さい電流ブースタ・アンプはどっち?」のWebページの最後のほうにあるLTspice040.zipをダウンロードします。解凍して出てきたファイルから、current_Boost_A.ascを
OPアンプNJM4580DD単体では、出力電流が約70mA程度しか取れないことがわかりました。IC自体に指先で触るとあったかいです。電流を増加するためにエミッタ・フォロワ回路を外付けして、取り出せる電
前回、増幅度101倍の非反転増幅回路を想定しました。次の回路図で、R1は100kΩ、R2は1kΩを用意して実際に作ります。電源は充電型の006P(9V)を2本使って、±電源とします。OPアンプは汎用の
汎用OPアンプは、周波数帯域が広くて利得の高い増幅器は得意ではありません。データシートにはG=1という条件で性能が書かれています。G=利得が1というのは増幅しないということです。G=1の回路は、インピ
DUTであるINA1620を使ったヘッドホン・アンプは、入力が差動になっています。 前回、OPA1612によるゲイン1の反転アンプを作り、ADALM2000の発振器W1の出力をIN+に直接入れ、反転ア
DUTであるINA1620を使ったヘッドホン・アンプは、入力が差動になっています。 前回、OPA1612によるゲイン1の反転アンプを作りました。これにより、ADALM2000の発振器W1の出力をIN+
測定したいのは、テキサス・インスツルメンツのOPアンプINA1620を使った評価ボードです。INA1620は、IC内部に負帰還用の薄膜抵抗1kΩが四つ入っています。したがって、差動アンプを構成するとき
ディジタル回路は5Vもしくはそれ以下の電圧で働きます。最近のCPUは1.0V付近で動いているようです。アナログ回路で使われるOPアンプの多くは、電源電圧が±12Vや±15Vでその能力が生きる製品が多か