PicoScopeは、USBオシロスコープと呼ばれるカテゴリの測定器です。PCにつないで利用します。Pico Technologyの製品で、周波数帯域や垂直方向の分解能などで製品がいくつかの系列に分か
DMMは交流の電圧が測れます。テスタでも測れます。ただし、多くは低い周波数の正弦波です。世の中には正弦波でなくても測れるDMMがあるようなので、実際に観測します。 DMMの表示値は実効値です。オシロス
DUTであるINA1620を使ったヘッドホン・アンプは、入力が差動になっています。 前回、OPA1612によるゲイン1の反転アンプを作り、ADALM2000の発振器W1の出力をIN+に直接入れ、反転ア
DUTであるINA1620を使ったヘッドホン・アンプは、入力が差動になっています。 前回、OPA1612によるゲイン1の反転アンプを作りました。これにより、ADALM2000の発振器W1の出力をIN+
測定したいのは、テキサス・インスツルメンツのOPアンプINA1620を使った評価ボードです。INA1620は、IC内部に負帰還用の薄膜抵抗1kΩが四つ入っています。したがって、差動アンプを構成するとき
高い周波数用のネットワーク・アナライザはVNAとも呼ばれ、アンプやフィルタに入力した信号に対しどのくらい出力に信号が出てどの程度反射が戻ってくるなどの微弱なレベルを測定する装置で、とても高価です。電気
ディジタル回路は5Vもしくはそれ以下の電圧で働きます。最近のCPUは1.0V付近で動いているようです。アナログ回路で使われるOPアンプの多くは、電源電圧が±12Vや±15Vでその能力が生きる製品が多か
オシロスコープは、目には見えない電気のふるまいを表示装置の画面に映し出します。DMM(テスタ)は電気を数値にして人に知らせる優れものですが、ほぼDC(直流)領域にかぎられます。電子工作で扱う電気は、次
SPIバスは、一つのデバイスをマスタのマイコンにつなぐとき、MISO、MOSI、CLK、SSの4本の信号をつなぎます。デバイスが増えるとチップ・セレクト信号のSS(CS)を一つ増やして5本の信号でデー
前回、4チャネル・オシロスコープをセットアップしました。2枚のボードをサイド面に実装してあるコネクタでつなぐと、8チャネルのオシロスコープになります。 ●オシロスコープ・ソフトの修正 前回、デスクトッ
電子工作では、高い周波数の波形が観測できるオシロスコープより、マイコンのインターフェースの信号を的確に観測できるほうが有用です。I2CやUARTなどの信号は、画面のHigh/Lowを見て自分でデコード
■交流でコイル(L)、コンデンサ(C)、抵抗(R)を測る テスタは直流で抵抗を測ります。周波数が高くなると、抵抗の値が変わります。コンデンサは、周波数が高くなるとコンデンサではなくなります。交流でLC
■利用するトランジスタでフィルタの性能は変わるのか 前回、リプル・フィルタに2SC3422を使いました。コレクタ電流Icは3A、Cobは35pF、ftは100MHzです。 スペアナの入力に何もつながな
■アナログ電源もノイズまみれ 電源には、アナログとディジタルがあります。ディジタルは、スイッチング電源とかDC-DCコンバータと呼ばれる電源の総称です。スイッチング電源はノイズが多いといわれますが、ア
■家の中はノイズだらけ オシロスコープやスペクトラム・アナライザの入門書を見ると、きれいな波形が写っています。書かれた時期が古く、LED電球などが存在しない時代の書物です。 スマホの充電器はスイッチン
■入力と出力の関係を自動的に測ってくれる 市販の据え置き型の測定器の中でもネットワーク・アナライザは高価で重量のある製品です。通常高い周波数領域の測定で利用されます。市販のベクトル・ネットワーク・アナ
■最終回 測定の補助機能を使いこなす アナログ・オシロスコープの後期には、ブラウン管に波形以外にいろいろな情報を文字で表示する機能が追加されました。ディジタル・オシロスコープになってそれらは引き継がれ
■オシロスコープはアナログとディジタルの両方を観測して問題点を解決できる 据え置き型のオシロスコープでは、中級機種以上ではディジタル入力をサポートしています。これは、近年超高周波を含めて、ディジタル回
■二つの信号を比較する 前回まで、Analog Discoveryのオシロスコープの基本セッティングを説明しました。今回から、具体的な測定事例を用いて、オシロスコープの使い方に慣れていきます。 多くの
■プローブは10:1で使う オシロスコープで利用するプローブは消耗品だといわれますが、電子工作者にとっては一生使えます。高い周波数が測定できるオシロスコープでは、その会社・その機種専用のプローブが用意
■電子工作にはオシロスコープが欠かせない オシロスコープはテスタ(DMM)と同じくらい、電子工作には欠かせない測定器です。オークションなどで、ブラウン管が搭載されたすごく古いオシロスコープの中古品を入
■スイッチング電源はAC100Vの電源を汚しているのか 高調波電流規制対応であろうがなかろうがスイッチング電源のAC100Vのすぐの場所を見ると、電流の波形が異常な形をしていました。家の中はスイッチン
■入力100V、出力12V、9VA、EIコアのトランスを使った電流波形 電圧を測った波形はよく見るのですが、特にノイズは電流の波形の観測も重要です。EVカーやエアコンのようなパワー・エレクトロニクスの
■AC100Vの電流波形は異常な形をしている AC100Vといえば、電圧で見ると正弦波=サイン波=sin波ですね。でも、電流は異なっています。オシロスコープはPicoScope 5242B、電流プロー
■電流プローブは高価 オシロスコープのオプションに電流プローブがあります。交流と直流の電流を非接触で測れる優れものです。現代のパワー・エレクトロニクスに欠かせないアイテムです。 ですが、価格欄を見ると
■オート・レンジは便利です 低価格テスタ(DMM;Digital MultiMeter)は電圧や電流を測るとき、測定する電圧レベルに併せてレンジ(範囲)を適切に選ばないと、値が表示されません。 電圧に
■LEDの光り方を変える方法を探る その3 LED 1個だと20mA以上電流を流しても明るさは増えませんでした。では、LEDを2個にしましょう。次の写真は、LEDの内部で複数個つながっているLEDです
■LEDの光り方を変える方法を探る その2 電源電圧を変える 前回、抵抗の値を変更して電流値を変えました。オームの法則では電圧を変えることで電流値も変えられます。電池に代えて実験用電源を利用します。つ
■LEDの光り方を変える方法を探る その1 抵抗値を変える ●抵抗の値を半分にして電流を倍増する LEDのデータシートを見ると、流れる電流に比例して光り方が変わります。電流を変えるには何を変更すればい
■LED点灯回路の電圧と電流を測る 電気は目で見えませんが、テスタを使えば電圧や電流を測って、回路が正しく働いているかを確かめられます。 ●回路図と実際の回路の組み立て はんだ付けでパーツをつなげて完
■電子工作で最初に購入する測定器はテスタ 電子工作に限らず、電圧を測るということはよく行われます。例えば、自動車関連では、バッテリの12V付近の電圧や流れる電流を測ります。 電気は目で見ることができま