センサ・シリーズ 温湿度①SHT31 その6 防水ケースに温湿度センサを入れたら
気象庁に限らず温度などの測定は百葉箱にセンサを入れるようです。数年前、東京の気温を測定している百葉箱の設置位置を変更したら、年平均気温が変わってしまったというニュースがあり、入れ物や設置場所が重要な要素だと感じます。
●コンパクトなタカチの防水ケース
タカチのケースには、複数のシリーズの防水タイプがあり、前面パネルは透明かそうでないかが選択できます。大きさだけでなく、取り付けや、ケーブル引き出し用の穴の開けやすさを考慮したものも多く、選択に迷います。
ここでは、コンパクトな「DPCP型防水・防塵ポリカーボ
●ルーバの取り付け
本体の裏面に穴をあけ、ルーバをねじ込んで取り付けました。最初に、ルーバのねじ部分を取り外し、内側の面に沿って鉛筆で円を描きます。9mmΦのドリルで内側に穴を1個開けます。ジグソーで円の沿ってカットします。
背面です。
内部の様子です。
BLEで通信できる湿度センサ「Sensirion 温度 / 湿度センサ SHT31-SMART-GADGET」を取り付けました。
ふたを閉めました。
数日室内に放置しましたが、温度、湿度共に変化しています。
●ラズパイのプログラム
センサ・シリーズ 温湿度①SHT31 その5 BLEセントラル
では、SHT31-SMART-GADGETの温湿度を14セグメントLEDに表示します。これを、ラズパイが立ち上がったら自動起動するように設定します。
上記のプログラムは、/home/pi/humi3.pyに保存しています。
sudo nano /lib/systemd/system/humi.service
で、次の内容を記述し、保存します。
[Unit]
Description = humidity
[Service]
ExecStart = /usr/bin/python3 /home/pi/humi3.py
Restart = always
[Install]
WantedBy = multi-user.target
ターミナルから、
sudo systemctl enable humi.service
で起動時に実行の設定を行いリブートします。
電源だけ有効にして、起動します。動いているようです。