ラズパイ2023年10月更新 bookworm ⑧ BLE調査
bookworm になってBLEで検索しても新しい話題が見つからないので、変更がないのかを確認していきます。また、今まで使っていなかったpythonのライブラリがあったら探します。
●環境
- ハードウェア Raspberry Pi 4(4GBモデル)
- OS Raspberry Pi OS (64ビット)、リリース日December 5th 2023
- Windows10 22H2にてVNC Viewerを動作させている
●BLEがサポートされている環境でツールを動かす
$ sudo hcitool lescan
LE Scan ...
6E:B3:BF:5C:3E:56 (unknown)
6E:B3:BF:5C:3E:56 (unknown)
7D:F1:EA:2F:64:06 (unknown)
7D:F1:EA:2F:64:06 (unknown)
ED:06:16:89:5F:95 (unknown)
D6:D3:6E:EF:4B:A2 (unknown)
D6:D3:6E:EF:4B:A2 (unknown)
hcitool lescanは、ラズパイがセントラルになり、近くのBLE装置(ペリフェラル)を探し出しています。
●BLEのデーモンは bluetoothd
2024年2月現在、ラズパイのBLEは、BlueZ 5.66が動いています。デーモンは bluetoothd です。
$ bluetoothd -v
5.66
最新版は、こちらによると、5.72です。
●BLEをpythonでプログラミングするためのライブラリ
情報発信をするペリフェラル;
受信するセントラル;
- bluepy
- Adafruit_Blinka_bleio(旧Adafruit_Python_BluefruitLE)
以上のライブラリが見つかりました。過去、利用した事例を探しました。
BlueZのAPIをpythonで利用する事例は、
初めてのBLE (10) Raspberry Piでペリフェラル②CPUの温度を送る
pyblenoライブラリの利用事例は、
初めてのRaspberry Pi BLEプログラミング (2) ペリフェラルのプログラミングの準備
●ここまで
pyblenoを動かそうとしたのですが、ライブラリのどこかで、アクセス権が必要な場所が変更されたりしているようです。ライブラリ自体、長年更新はありません。なので、進捗があれば、BLEのプログラムを書いていこうと思います。
●ラズパイ5
2024年2月13日にスイッチサイエンスでラズパイ5が販売開始されました。8Gバイト版は即売り切れたので、4Gバイト版を購入しました。以降、ラズパイ4から5へハードウェアを変更します。