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コンテックRAS/RTC Raspberry Pi ボードを使う①ドライバのインストール

 コンテックから、ラズパイの上に重ねて使う各種ボードが発売されました。出荷は、4月の末から5月の中頃です。

  製品のトップページ

  • CPI-RAS Raspberry PiにRAS機能およびRTC機能、8 - 28VDC電源入力機能をもつ拡張ボード
  • CPI-DI-16L ディジタル入力 Raspberry Pi 拡張ボード 16チャネル(絶縁 12~24VDC)
  • CPI-DIO-0808L ディジタル入出力 Raspberry Pi 拡張ボード 8チャネル/8チャネル (絶縁 12~24VDC)
  • CPI-DIO-0808RL ディジタル入出力 Raspberry Pi拡張 ボード 8チャネル/8チャネル (逆コモン 絶縁 12~24VDC)
  • CPI-DO-16L ディジタル出力 Raspberry Pi 拡張ボード 16チャネル(絶縁 12~24VDC)
  • CPI-DO-16RL ディジタル出力 Raspberry Pi 拡張ボード 16チャネル(逆コモン 絶縁 12~24VDC)
  • CPI-RRY-16 半導体リレー接点出力 Raspberry Pi 拡張ボード 16チャネル (A接点 絶縁 ~30VDC)

これから利用するCPI-RASボードのおもなスペック

  • 温度補償リアルタイム・クロック(RTC)搭載
  • 入力2。フォト・カプラ非絶縁入力(電流シンク出力対応)、負論理、内蔵電源3.3V、入力抵抗(電流制限:220Ω、分流抵抗:1kΩ)、入力ON電流(6.4mA(typ))、入力信号電圧(3.3~28VDC)
  • 出力1。半導体リレー出力、絶縁耐圧(AC1000Vrms)、出力耐圧(最大 28VAC/DC)、出力電流 (最大 200mA)、
  • 電源(8~28Vdc入力)。ラズパイへ電源を供給
  • I2Cバス(I2C1) 0x2cと0x32アドレスを使用

準備

 ダウンロードしたリファレンス・マニュアルに従って、組み立てます。ネジは2.6mmΦのようなので、2.5mmΦと組み合わせて利用できません。

 ラズパイ本体は、電源をつなぎません。CPI-RASボードから配給されます。

電源回り

 24V/1.7Aの電源を用意しました。CPI-RASボード自体は28V時6mAと少ないです。ラズパイ4は通常5V/1Aを超えることはありません。ここで利用しているラズパイ4は、SSDブートにしています。

ドライバ2本

 CPI-RASのWebページから、サポート・ダウンロード・タブにある、ドライバを2本、ラズパイでダウンロードします。

  • RTC Driver for CPI-RAS Ver.1.00
  • ARM Linux用 RASドライバ CORAS(LNX) for ARM Ver.1.00

 ダウンロードしたものは、ラズパイのDownloadsフォルダに入っています。インストールできるOSは、次の二つです。Raspberry Pi OSにインストールします。

ディストリビューション   カーネル・バージョン
-------------------------   ------------------
<32bit OS>
Raspberry Pi OS
Release: March 4th 2021  5.10.17

Ubuntu server
Ubuntu 20.04.2 LTS    5.4.0-1035-raspi aarch64

 対応Raspberry Piモデルは、次の3機種です。

  Rasberry Pi 4 Model B
  Rasberry Pi 3 Model B+
  Rasberry Pi 3 Model B

入出力機能RASドライバのインストール

 ターミナルで、Downloadsフォルダにおります。

tar xvf CORASLNX_arm_100.tgz

で解凍します。

cd ./CORASLNX_arm_100
sudo make install

必要なシェアード・ライブラリなどがインストールされます。

make sample

 サンプルがコンパイルされます。

/dio .................. 汎用入出力のコンソール・サンプル(read/write、5V外部電源出力、8 - 28V外部電源のON
/hwmon ................ ハードウェア・モニタのコンソール・サンプル
/sled ................. ステータスLEDの制御サンプル
/wdt .................. ウォッチドッグ・タイマの制御サンプル

RTCのドライバのインストール

 ターミナルのhome/piで、カーネル・ヘッダのパッケージをインストールします。

sudo apt install raspberrypi-kernel-headers

 Downloadsフォルダにおります。解凍します。

tar xvfz CPI-RAS-rtcDrv_100.tgz

 ビルドします。

cd rv8803drv
make

ビルドしたドライバをインストールします。

sudo make modules_install

次のコマンドでRTCドライバをロードします。

sudo sh -c 'echo rx8900 0x32 > /sys/class/i2c-adapter/i2c-1/new_device'

 次のコマンドで、存在を確認します。

lsmod

 rtc_rv8803 が見つかればインストールは正常に行われています。

sudo hwclock -r で今の時刻を表示します。

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