Raspberry Pi Picoでプログラミング ⑦ 使用するピンと機能
マイコンは、たくさんの機能や周辺モジュールを内蔵しているので、一つのピンに複数の機能を割り当てています。利用者が、自分でどの機能を使うかを最初に定義します。Arduinoでは、限定していますが、Picoはすごく柔軟性に富んでいます。
例えば、PWMはほとんどのピンで出力できます。I2CバスとSPIバスは二組ずつ用意されていますが、利用できるピンは、複数あります。
I2Cは、次のペアです。奇数がSCLで偶数ピンがSDAです。
[GP1,GP0]、[GP3,GP2]、 [GP5,GP4]、 [GP7,GP6]、 [GP9,GP8]、 [GP11,GP10]、 [GP13,GP12]、[GP15,GP14]、 [GP17,GP16]、 [GP19,GP18]、 [GP21,GP20]、 [GP27,GP26] |
SPIは、次の組み合わせです。実は、ほかにもあるのですが、ピンが飛び飛びなので、この組み合わせで使えるかが不明です。チップ・セレクト信号CSnはただのGPIOなので、余っているGPxのどこを使っても制御できます。
●次のピンを使って実験する この連載では、主に、次のピンを利用します。UART0(GP0、GP1)は標準入出力用で利用しています。 ピンヘッダをはんだ付けしました。 |